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クリーニングについて

ワイシャツは自宅での洗濯も可能ですが、10回に1回は信頼できるクリーニング店に出す事をお勧めします。
クリーニング店も店によって全く特徴が違うので、自分の用途に応じてクリーニング店を使い分けましょう。

クリーニングを出す前に

形態安定にクリーニングは不向き

通常のクリーニングでは、半乾きの状態で高圧プレスを行い、強制的にアイロン乾燥をしますが、これが形態安定シャツの衿とカフスにダメージを与えてしまうのです。
形態安定シャツは、生地がシワにならない加工を施しているだけでなく、衿やカフスと芯地を糊で接着加工しています。この芯地の糊は高温に非常に弱く、クリーニングを行うことで、「バブリング」といって部分的に剥がれて気泡ができたり、衿が曲がり反り返ったりする場合があります。形態安定加工ワイシャツは、家庭での洗濯を前提に作られているため、クリーニングに出すことはシャツへの負担が高く、寿命を縮めることになります。
弊社では形態安定のシャツを数多く取り揃えております。形態安定シャツの洗濯の仕方はこちらを参照ください。お手入れのポイント

出す前の注意事項

衿の裏に着脱式のカラーキーパー(ルミラー)があれば抜いておきましょう。気に入ったボタンや、高価な貝ボタンは洗濯で割れてしまうのを防ぐために、店に伝えて注意してもらいましょう。シミやホツレ、破れがある場合も事前に申請すると、染み抜きをしてくれる場合があります。また仕上がりは、前身頃の折ジワを防ぐため「ハンガー仕上げ」で注文を、さらに「ノリなし」でお願いするのがお勧めです。これにより料金は少し高くなるかもしれませんが、手作業によりアイロン掛けされ、シャツの寿命も格段に延びます。

出すタイミング

シミや汚れは、時間の経過とともに落ちにくくなり、さらにカビや変色・異臭(時間が経った汚れが酸化して変色・酸化臭を発するようになる)の原因になり、虫に食われる可能性も高くなります。“さあ、これからシーズンだ”というタイミングではなく、シーズンが終わって収納する前の、なるべく早い時期にクリーニングに出すようにしましょう。大切な衣類の寿命を延ばすことにもつながります。

クリーニングの種類と特徴

クリーニングの方法は大きく分けて3つあります。
洗い方にはそれぞれ長所・短所があり、意識することで衣類を長持ちさせる事ができます。

ランドリークリーニング

水溶性洗剤による水洗いで汗などの水溶性汚れが落ちやすい。
価格が安い。
高温プレスで生地がいたみやすい。

ウェットクリーニング

温水洗濯のため汗などの水溶性汚れが非常に落ちやすい。
プリント柄や、接着してある装飾パーツが剥がれにくい。
価格が高い。

ドライクリーニング

揮発性溶剤による溶剤洗いで体から分泌される油分などの油性汚れが良く落ちる。
型くずれや縮みが起こりにくい。
色落ちしにくい。

夏場のクリーニング

汗をかく季節は、プラス料金がかかっても、ドライクリーニングではなくウェットクリーニング(水洗い)に出すことがお勧めです。温水洗濯のため汗などの水溶性汚れが非常に落ちやすいためです。一般的に、色柄物以外のワイシャツは、特別な要求がない限り料金が安いランドリークリーニング(水洗い)となります。

仕上がりチェック

仕上がり後は、衿裏にシワが残っていないかをチェック。もし残っていれば、高温プレスのため芯地が縮んでしまった可能性があります。
また袖のプリーツが揃っていて、適度なボリュームがあり、袖口が揃っているかをチェックしましょう。袖をいかに丁寧に仕上げているかが、そのクリーニング店の技術や気配りのバロメーターと言えるでしょう。

シャツを受け取ったら

クリーニング店から届けられたシャツは、一般に通気孔のあるポリ袋で包装されています。洗濯後長期保存するときは通気孔の有無を確かめ、もし無い場合は袋から出して収納してください。通気孔の無いポリ袋で長期保存をすると、カビや変色・ニオイの付着の原因となる場合があります。