アイロンがけ回避!シャツがシワになりにくい洗濯&収納方法教えます。
アイロンがけ回避!シャツがシワになりにくい洗濯&収納方法教えます。
シワが多くて結局アイロンをかけている。
そんな方はいませんか?
それ、洗濯や収納方法をちょっと工夫するだけで、ある程度解消できるかもしれません!
今回は「シワになりにくい、シャツの洗濯&収納方法」を解説します。
1. シワができるメカニズム
そもそも、シャツのシワはなぜできるのでしょうか?
繊維は、水を吸い込むとふくらみ、分子の結びつきがほどけます。その状態でクシャクシャになりそのまま乾かすと、繊維は折れ曲がってゆがんだまま固定されてしまいます。
これがいわゆる「シワ」の原因です。
ですので、洗濯などで織り曲がった状態になったときに変形し、そのまま干してしまうと
乾いた時にはシワになってしまうのです。
しかし、このシワは少しの手間で軽減することができます。
2. シワになりにくいシャツの選び方
まず、家で洗濯する方で、シワをなるべく減らしたい人は「形態安定加工」のシャツを選びましょう。
「形態安定加工」のシャツは、素材や加工によりシワになりにくい工夫がしてあるため、家で洗濯したあとのシワは少なくなります。
また「形態安定加工」がしてあるシャツの中でも、ものにより機能性に差があります。なるべく高機能なものを選ぶと、よりシワになりにくいと言えます。
3. シワになりにくい洗濯方法
まず、シャツは必ずたたんでネットに入れましょう。
シャツ1枚につき1枚のネットに入れるのが理想です。
シャツは洗っているときに袖などが他の洗濯ものに絡まりやすく、それによりシワが多くなってしまいます。ネットに入れ、まずは洗濯中の余計なシワを防ぎましょう。
また、洗濯時に柔軟剤を入れると、繊維のすべりが良くなってシワができにくくなりますよ。
4. シワになりにくい干し方
シワになりにくくするために、一番試してみてほしいポイントは「脱水を軽めにする」ことです。しっかり脱水してしまうと、繊維が折れ曲がった状態ですぐに乾いてしまいます。
おすすめは、水が少ししたたるくらいの濡れた状態。繊維が水を含んでいる状態から、水の重みで衣類のシワを伸ばしながら干すことができます。
脱水が始まってから15~30秒くらいで、シャツだけ先に取り出すとよいでしょう。
また、気になる場所は両手で生地を挟んで、シワを伸ばしてから干しましょう。
5. シワになりにくい収納方法
しっかり乾いたら、取り込みます。
上記の洗濯方法で洗濯すると、今までより干しあがりのシワの量が少ないのではないかと思います。形態安定加工のシャツであれば、アイロンをかけずにそのまま着用できるものも多いでしょう。
取り込んだらしまいます。
人によって収納スペースに違いがあると思いますが、一番シワになりにくい収納方法はハンガーにかけたまま収納することです。その時、ギューギューに詰めてポールにかけてしまうと別のシワがついてしまうので、なるべく間隔を空けてかけることを心掛けましょう。
また、クリーニング店でもらうワイヤーハンガーは細くて型崩れしやすいため、ハンガーは少しでも厚みのあるものを選ぶのがよいでしょう。
ハンガー収納をするスペースの無い方は、たたんでしまいましょう。
その時はたたみ方がポイントです。
なるべく折りたたむ回数を少なくすると、しまっている間につく余計な「たたみジワ」を減らすことができます。こちらの動画でご確認ください。
6. まとめ
これらの方法で、シャツのシワは軽減できることがあります。洗濯後のシワが減れば、アイロンがけやクリーニングの回数を減らして、時間とお金を節約できますね!
ぜひ実践してみてください。