新生活の【失敗しないシャツ選び】を教えます。

Choya Blog 2022/03/21

厳しい就活を終えて就職が決まった新社会人の皆さん、新しい職場が決まった皆さん、おめでとうございます!
これから新しい生活が始まりますね。右も左もわからないことだらけで不安なことも多いと思います。

そのわからないことの一つが「服装」ではないでしょうか?

「白無地シャツ」一択だった就活生活。もちろんそのシャツはこれからの社会人生活でも着られます。でもそれだけではちょっとつまらないし、毎日通うためには、これからシャツの枚数がもっと必要に。ここでは新生活に向けてどんなシャツを買えばいいか?新社会人の【失敗しないシャツ選び】をご説明します。

  1. シャツは何枚必要?
  2. 新生活ではどんなシャツを買えばいい?
    1. まずは白から始めよう
    2. 定番の衿型2選
    3. アクセントは控えめに
    4. 素材によってお手入れが変わる
    5. 白の次に取り入れるべき色は?
    6. 先輩たちを観察すべし
  3. まとめ

シャツは何枚必要?

ワイシャツは少なくても週に5日分プラス2枚。全部で7枚程度のシャツは必要かと思います。

ただ、必要な枚数は「洗濯する頻度」により変わります。なかなか洗濯する時間がとれない人は更に多めに持っているといいですし、突然汚してしまったときのための予備も準備しておくといいでしょう。

ワイシャツは清潔感が命。1日着たら必ず洗い、いつもきれいなシャツを身に着けたいものです。

新生活ではどんなシャツを買えばいい?

シャツはスーツスタイルでのおしゃれの第一歩。まだスーツを少ししか持っていなくても、シャツを変えれば気分も見た目も変わります。

とはいえ、「どんなシャツを買えばいいかわからないよ!」という方に、「新社会人が新生活で買うべきシャツ」についてのポイントをご紹介します。

まずは白から始めよう

まず買い足したいのは「白の織り柄入り」のシャツ。遠くから見ると白の無地ですが、近くで見ると柄が織りこまれています。

色は白なので派手ではなく、多くの人に好印象を与えられます。また、どんなスーツやネクタイも合わせやすく、着回しやすいのが特徴です。

織り柄は、ストライプやチェックなどバラエティー豊か。おしゃれをこっそり楽しめます。

定番の衿型2選

衿の形もシャツの大切な要素です。基本的な知識を身につけましょう。

入社したばかりだとネクタイを着用する機会が多いかもしれません。ネクタイをつける前提で考えた場合は「セミワイド」という衿がお勧め。きっちりして見えますし、開き幅の小さい「レギュラー」よりも若々しく見えます。

ネクタイをしめない習慣の仕事であれば、「ボタンダウン」がお勧め。ネクタイをしなくてもさまになるシルエットで、ノーネクタイシャツの定番です。

シャツには他にもたくさんの衿型がありますが、まずはビジネススタイルで一般的な、このふたつを取り入れましょう。

アクセントは控えめに

シャツのイメージを左右するポイントに、「ボタンの色」「衿やカフスの裏に貼ってある別柄の生地」があります。ボタンの色は白が基本。色がついている場合は、シャツの色から離れすぎない、目立ちにくいものにしましょう。

例えば「白いシャツ+黒いボタン」より「白いシャツ+薄いグレーのボタン」のほうがより目立ちにくいと言えます。

また衿やカフス(手首で留める、袖のボタンの部分)の裏側に、表生地とは違う柄の生地が貼ってあるシャツがあります。

ネクタイをしめて着る場合はほとんど見えないので気にしなくても問題ありません。しかしノーネクタイで一番上のボタンを外して着る場合は注意が必要です。この別柄の生地は、ちらっとアクセントとして見せて、さりげないおしゃれを楽しむもの。会社や取引先などで、人によっては「派手すぎる」とマイナスの感情で見る方もいるかもしれません。

最初はなるべく別柄の生地が貼っていないもの、もしくは目立たない柄のものを選ぶようにしましょう。

素材によってお手入れが変わる

シャツは素材によって、洗濯やアイロンなどのお手入れの手間が変わってきます。代表的な素材と特徴を知り、自分に合ったタイプを選びましょう。

綿100%/形態安定加工なし
肌触りが良い。シワになりやすくアイロンがけが必ず必要。クリーニングに出す人も多い。価格の高めな高級シャツに多く、素材の良さを楽しめるタイプ。
綿+ポリエステル/形態安定加工あり
綿100%よりは少し生地が硬め。アイロンがけはほとんど要らず、家で洗濯したい人向け。気になる人は多少アイロンがけをするといい。
綿100%/形態安定加工あり
綿の柔らかさと、シワになりにくい便利さを持ち合わせているタイプ。綿は元々シワになりやすい天然素材のため、形態安定加工の性能によりシワのなりにくさに差がある。
ポリエステル100%
シワになりにくく、乾きやすい。アイロンはほとんど必要なし。綿に比べて、こすれる部分が毛玉になりやすい。
ニット
材料ではなく生地の作り方の種類で、編んでいることで伸縮性があり動きやすい。シワになりにくく、アイロンがけが必要ないものが多い。

白の次に取り入れるべき色は?

白だけじゃつまらない・・という人にお勧めしたいのが「無地に見える色つきのシャツ」。薄いブルーやグレーのもので、無地もしくは織り柄入りのものがお勧めです。気をつけたいのは「色は薄め」であること。色の濃いものはカジュアルな印象を与えるだけでなく、スーツやネクタイとのコーディネートも難易度が上がります。

柄を取り入れたい人にお勧めなのは「白地に細いストライプのシャツ」。白い部分の分量が多いことでスーツやネクタイの柄と合わせやすくなりますし、清潔感がキープできます。ストライプの幅が細めで、1色のものがまずは使いやすいでしょう。

先輩たちを観察すべし

あとは会社の社風や雰囲気に合わせることを忘れずに。会社・業種・職種により適切な服装があると思います。まずは無難な「白の織り柄入りシャツ」を着ながら、周りの先輩方が着ているシャツを観察してみましょう。

特に年齢の近い先輩のシャツを見ると、年代も近く「これから何を着るべきか」という参考にしやすいかと思います。

まとめ

いかがでしたか?【新生活のシャツ選び】の参考になりましたでしょうか?まずは派手になりすぎない、適度なおしゃれを楽しめるシャツがお勧めです。

新しいシャツが、新生活を始めるあなたの味方になりますように!

◆参考情報
お手入れのポイント(ワイシャツ)>>
アイロンのかけ方(ワイシャツ)>>
シャツ屋が一人暮らしの人に教えたい。家で洗濯するメリット3つとコツ(ワイシャツ)>>