【つまり、“クールコンシャス”って何なの?】クールコンシャスの特徴を徹底解説!

Choya Blog 2022/06/10

“COOL CONSCIOUS”(クールコンシャス)を知っていますか?
今回は“クールコンシャス”を全然知らない人にも、なんとなく知っているという人にも、“クールコンシャス”とは一体何なのかをしっかりお伝えします。

“クールコンシャス”とは、CHOYA SHIRT FACTORY APOLLOCOTで使用する、綿100%生地の名前。「クール」という名の通り、夏にぴったりな涼しげな素材です。

今回は“クールコンシャス”を使ったシャツの、特徴や涼しさの仕組みをご紹介します。

が、その前に。

“クールコンシャス”を知るには「CHOYA SHIRT FACTORY」というブランドを知る必要があります。まずはそちらをご説明しましょう。

  1. 綿なのにシワになりにくさNO.1の「CHOYA SHIRT FACTORY」とは?
  2. “COOL CONSCIOUS”(クールコンシャス)の特徴
  3. 涼しさの仕組み
  4. “クールコンシャス”はこんな人に向いている!
  5. “クールコンシャス”は夏しか着られない?
  6. まとめ

綿なのにシワになりにくさNO.1の「CHOYA SHIRT FACTORY」とは?

シャツメーカーのYAMAKIには「CHOYA SHIRT FACTORY」というブランドの、綿100%素材の超形態安定シャツがあります。
これは、山喜の綿100%シャツの中で、一番高性能でシワになりにくいシャツ。
百貨店が選ぶ「バイヤーズ賞」のメンズ部門を毎年のように受賞している、とても人気のブランドです。

一般的な形態安定シャツは、綿とポリエステルを混ぜた生地や、ポリエステル100%の生地が主流です。
それは、綿よりもポリエステルのほうが元々シワになりにくい素材だから。綿は天然素材で、シワになりやすい素材と言えます。

しかし綿100%はやはり肌触りがいい!サラッとしていて柔らかく、「綿100%じゃないとごわごわして着られない」という方もいらっしゃいます。

「CHOYA SHIRT FACTORY」のシャツは、日清紡の“APOLLOCOT©”という名前の、高性能な形態安定加工をかけた綿100%素材を使用しています。また、洗濯するとシワになりやすい縫い目部分に接着テープを縫い込むことで、洗ったあとのシワを最大限減らすことに成功しました。

つまり、綿100%の肌触りの良さはそのままに、シワになりにくいという機能を最大限高めた、驚異の「快適ハイスペックシャツ」というわけです。

“COOL CONSCIOUS”(クールコンシャス)の特徴

さて、「CHOYA SHIRT FACTORY」のシャツの特徴がわかったところで、今回の主役“クールコンシャス”の登場です。

“クールコンシャス”を一言で説明すると「CHOYA SHIRT FACTORY」のシャツの素材の、夏バージョン。

綿100%、高性能形態安定という基本スペックに加え、「サラっとした肌触り」「風通しがよくて涼しい」という、夏にうってつけの機能をプラスしています。

涼しさの仕組み

では、そんな夏にぴったりな「肌触りの爽快感」と「風通しのよさ」が生まれるのは何故なのでしょう?秘密は「糸」と「織り方」にあります。

糸の太さを変えることで生まれる「空気窓」

“クールコンシャス”の生地を、通常の「CHOYA SHIRT FACTORY」の生地と比較してみましょう。ブロードと呼ばれる、一番基本で織り柄のない生地を比較します。

通常の生地

たて糸とよこ糸が同じ太さです。

“クールコンシャス”の生地

たて糸に対して、よこ糸が細くなっています。この仕組みにより生地にわずかな隙間が生まれ、通常よりも風通しを良くしているのです。

“クールコンシャス”の生地と通常の“APOLLOCOT©”の生地に風を通す実験をしてみました。

実験の結果、通常の生地が1㎠あたり20~30ccの空気を通すのに比べ、“クールコンシャス”は1㎠あたり40~60cc。その差はなんと2倍!通常の2倍の風通しの良さということですね。

風通しが良くなることで生まれるメリットは大きく2つあります。

ひとつめは、「シャツの中の温度を下げる」こと。
シャツの中の熱い空気が外に逃げやすくなるため、服の中の温度は通常より下がりやすくなります。

ふたつめは、「速乾性」。汗をかいてしっとりしたシャツの生地が肌に貼り付くのって、なんとも気持ちが悪いですよね。風通しが良いことで、しっとりしたシャツも通常より早めに乾きます。

サラリとした肌触りを生む強撚糸

しかもこの細い横糸には、通常よりもねじりを強くした「強撚糸(ボイル糸)」を使っています。撚(よ)りの強い糸は、毛羽が立ちにくくなり肌と接触する面積が減るため、麻のような涼しげでサラリとした感触になるのです。

“クールコンシャス”はこんな人に向いている!

“クールコンシャス”を使ったシャツが役に立つのは、どんな人でしょう?
まずは、何と言っても「暑がりな人」!とにかく夏は少しでも涼しくいたい!という方におすすめです。

また「綿の肌触りが好き」「ポリエステルは張りつくからイヤ」という、着心地を重視する方にもおすすめ。CHOYA SHIRT FACTORYは綿100%素材で、ポリエステルとは異なるサラリと柔らかい着心地を楽しめます。

そして「アイロンがけはイヤ・・・」という方にもCHOYA SHIRT FACTORYの“クールコンシャス”は向いています。日清紡の高性能な形態安定生地のおかげで、夏のアイロンがけの暑さから逃れることができます。

“クールコンシャス”は夏しか着られない?

夏にぴったりな“クールコンシャス”ですが、快適なのは夏だけではありません。実は秋~冬にも“クールコンシャス”は活躍します。

寒くなると、シャツの上にニットやアウターなどたくさん重ね着をしますよね。厚着になると、シャツの中は意外と汗をかき、不快なもの・・・。“クールコンシャス”は風通しがよいため、そんな重ね着で生じる「服の中の蒸れを軽減する効果」もあるのです。

また汗をかいても肌に貼りつかず、サラリとした着心地なのも嬉しいですね。外はアウターで寒さをシャットアウトし、服の中はサラリと暖か。“クールコンシャス”はそんな秋冬の快適さも応援します。

まとめ

CHOYA SHIRT FACTORYの“クールコンシャス”シャツは、糸や生地の形状に工夫を凝らした、サラリとして風通しのいいシャツです。夏の暑さが苦手な方や、綿100%が好きな方、アイロンがけがイヤな方、そして秋冬の蒸れが気になる方は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。